ツールプラネットは車両の電子制御の状態を読み取る「スキャンツール」を開発し10年になります。1980年代、輸入車に簡易なOBD(車載式故障診断装置)の搭載が始まると、海外ではスキャンツールが使われ始め、輸入車整備を行っていた私はその必要性を強く感じ、スタッフと共に独自で開発事業をスタートさせました。
今、車は電子制御により安全性を高め、自動運転の時代を迎えようとしています。
自動運転技術を支える電子制御部品が正常に稼働するためには、整備における診断が欠かせません。スキャンツールはこれまでにも増して車社会を支える重要な役割を担おうとしています。当社はこのことをしっかり認識し、開発を行って参ります。
開発においては、車検・点検・修理の際に、作業者の負担を減らす様々な機能が広く求められますが、過度な機能の搭載による価格高騰はお客様の負担となります。
私のモノづくりは、「現場では何が必要なのか」「適正価格で提供する」、この二つです。
今、スキャンツールに求められる役割は何か、これからも社員と共に追求し続けて参ります。
代表取締役 浅野 一信